豊田工大Release
「第18回能代宇宙イベント」参加チームが、缶サット競技 室内バルーン投下で2位入賞
2022.09.30
ロボコンサークルTi-Robotのメンバー3名が、秋田県能代市で8月11-14日に開催されたロケット打ち上げ?自律ロボット制御における日本最大規模のアマチュア大会「能代宇宙イベント」に出場し、缶サット競技ランバック部門の室内バルーン投下にて2位入賞を果たしました。
缶サットとは、自律制御型のロボットを上空から落下させ、目的地までいかに最短距離でたどり着けるかを競う競技。出場したメンバーは、ランバック部門で30チーム以上が出場する中、室内バルーン投下を行ったチーム*のうち2位入賞を果たしました。
*当日は、豪雨の影響で急遽、室内でのバルーン投下が実施された。しかし、投下スケジュールの後半で天候が回復したため、従来の屋外でのドローン投下に切り替えられた。表彰は屋内バルーン投下と屋外バルーン投下のそれぞれで行われた。
出場したメンバー:左から栗林昂平さん(学部3年)、河合智貴さん(学部4年)、松本一希さん(学部3年)
これまで、缶サットが落下した時の衝撃に耐えられるか、落下後にゴール位置を認識して正確に向かうことができるかなどの試験を何度も行い、3人の中でそれぞれ役割分担を決めて、学業と両立しながら活動してきました。能代宇宙イベントへの出場は、Ti-Robot創設以来初めての試みであり、機体の製作から試験、評価など非常に苦労したそうです。
メンバーは、「これまでのロボコン出場で培ってきた経験と技術を缶サットの機体製作にうまく埋め込むことができ、初出場ながら好成績の結果となり、非常に満足しています。」と嬉しそうに語りました。
会場となった体育館に設営されたバルーン。このバルーンから缶サットを投下。
プログラミングから設計、データ分析まで全て手作りした缶サットには、豊田工大のロゴマークを貼って出場。