本学の特色の一つである「久方寮」。
本学では、開学以来、教育プログラムの一環として「初年次全寮制」を行ってきましたが、コロナ禍の影響を受け2020年度より「全寮制」を休止し「希望入寮」としています。
寮の運用は変われども、久方寮での生活に魅力を感じ、多くの学生が寮生活を希望しています。
部屋を一歩出れば相談できる先輩や友人が身近にいる環境は、学修はもちろん、どんな場面でも心強いもの。本学を巣立った先輩たちも「久方寮での生活が一番の思い出」という人も少なくありません。
「久方寮」についてのアンケートなど、在学生から寄せられた声などをお届けします。

工学部1年 林 朋輝さん　岐阜高校（岐阜県）出身

学生寮での生活に期待して入学しました。
いざ生活が始まると、自炊?洗濯など苦労することもありますが、上級生であるサポーターのアドバイスを参考に、食材の切り方や調味料の使い方などの基本をマスターすることができます。
寮では自立した生活習慣を身につけることに加え、共同生活ならではの人とのつながりや、自分と 異なる経験をしてきた他者からの学びなど、自分の視野を広げる ことができます。
豊田工業大学の学生寮は、単なる居室の集合体ではなく、人と人とが協力し合って生活が成立する場所。私も人の成長に貢献したいと考え、2年次は寮生サポーターに挑戦します。

※学年などは取材当時のものです。

工学部3年 森川 真衣さん　雲雀丘学園高校（兵庫県）出身

実家を離れて初めての一人暮らしや、女子学生が少ない環境での大学生活。
最初は不安でしたが、寮の先輩方に生活面や学修 面でサポートしていただき、すぐに新しい環境に慣れました。
寮の魅力は、寮生同士の仲のよさ。
女子だけの気軽な交流会もあり、 学年の異なる仲間とも交友関係が広がります。また、互いが快適に生活できるように、料理や掃除の分担などのルールは学生が自ら定めます。
決まりに沿って共同生活を送る中で、自分の役割や責任を自覚して行動したり、適切に意見を交わし合ったりと、 社会で必要となる人間関係の基本を学ぶことができました。

※学年などは取材当時のものです。