カリキュラムポリシー
工学部
学部においては、基礎を重視した分野横断型の教育と体験的教育を通して、社会人としての基礎力と国際的な視野を持ち、多様な課題に挑戦し克服できる学識、論理的思考力と創造性を備えた技術者?研究者を育成することを目標として、学生が自分の志向、能力、適性に応じて自ら選択できるカリキュラムを、次の基本方針に基づいて編成します。
- 教養科目と英語等の外国語科目を適切に開設し、幅広い見方、論理的な考え方とコミュニケーション能力を養成します。
- データ科学を含む高水準の工学基礎科目を充実し、工学の幅広い分野で通用する基礎的能力を養成します。
- 機械システム、電子情報、物質工学の各分野の専門科目を体系的に開設し、専門知識を深めるとともに、論理的思考力を伸ばし、専門外の分野にも視野を広げます。
- 実験、実習、演習等を適切に開設し、少人数指導体制で体験的に学ぶ機会を充実させ、課題発見能力や創造力を段階的に養成するとともに、協調性を養います。
- 「卒業研究」を通して、修得した学識と能力を活用し、論理的思考力と創造性を発揮して問題を解決する能力を養成します。
大学院工学研究科修士課程
修士課程においては、専門性を重視した分野横断型の教育と体験的教育、ならびに高度な研究を通して、科学技術の多様な進展に対応できる研究開発能力を備え、国際的に通用する技術者?研究者を育成することを目標として、次の基本方針に基づいてカリキュラムを編成します。
- 将来の技術革新にも対応できる幅広い専門知識とより深い教養を養成します。
- 高度な研究開発活動を通して、国際的、学際的なコミュニケーション能力を養成します。
- 専門知識の修得により、高度な学識と論理的思考力を養成します。
- 充実した指導のもと、専門知識を活かした高度な「特別研究」を行うことにより、創造力を養成します。
大学院工学研究科博士後期課程
博士(後期)課程においては、高度な専門性を重視した分野横断型の教育と創造的な研究を通して、先端的専門分野に留まらず新しい境界領域を切り拓くことができ、国際的に十分活躍できる技術者?研究者を育成するとともに、社会を牽引するリーダーシップを涵養することを目標として、次の基本方針に基づいてカリキュラムを編成します。
- 入学前の経歴、学修状況を踏まえ、学生ごとにきめ細やかな「個別履修プログラム」を作成したうえで、分野横断型の教育を行い、基礎から高度の専門知識までを深めます。
- 高度な研究体験と実習体験を通じて幅広い視野を培い、課題発見?設定能力、課題解決能力を養成するとともに、コミュニケーション能力、マネジメント能力、鋭い論理的思考力などを養成しつつ、リーダーシップを涵養します。
- 高度な学術論文を作成する能力、国際的な場での研究成果の発表能力を養成します。
- 自発的な研究と自己研鑽を通じ先進的な工学研究遂行に必要な豊かな学識と高度で独創的な研究能力を養成します。