助教　瓜田　明

研究テーマ

• 緊急時高空気力発生装置の開発

主な研究内容

近年、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる小型の航空機が話題に上ることが多いが、このような小型航空機は建築物が密集した都市部で多数の機体を同時に運用することも想定され、障害物や他の機体との衝突回避などのために緊急時には高い運動性が必要とされる。本位研究では、比較的柔軟な翼が自励振動する際に生じる大きな空気力を利用するために、自励振動の発生を支配する無次元パラメータを新たに導入し、その有用性を検証している。

平板翼に生じる自励振動（振動周波数約80Hz）

翼の自励振動により発生した揚力増加の一例